こんにちは。らむねです。
たとえ口約束であっても民法で立派な契約とされています。しかし、契約書を交わしていないため、
その契約を解消したいときに難しいケースもあります。
契約書がないので、内容が分からないことが多い上に
その契約の期限や金額などもはっきりとしていない。
今回は、そんな契約に関するお話です。
法的手段しか方法はない? 口約束の契約を、白紙に戻す方法とは
橘めぐみさん(55歳)の父・茂樹さん(84歳)は、現在自分が所有している家で暮らしています。
茂樹さんの妻は、10年前に他界。それ以来身の回りの事は全て自分で行ってきました。
6年前から足が悪くなり、階段の上り下りが難しくなってからは、
茂樹さんは1階のみで生活をするように。
恵さんの家は実家から遠く、何かあった時にすぐ駆けつけることが出来ない距離にありました。
高齢となった父親を心配し、幾度となく自分の家の近くに引っ越してきてほしいと話していますが、
茂樹さんには「まだ大丈夫だ」と拒否されてしまいます。
結局、時々茂樹さんの様子を見に行くことしかできませんでした。
見知らぬ高齢女性に部屋を貸してしまった!?
今から2年ほど前、めぐみさんが実家に帰ると実家の2階に面識のない
70代ぐらいの女性が住んでいたのです。驚いて茂樹さんに話を聞くと
公園を散歩していた時にその女性と出会い、話をしていると「住む場所に困っている」と聞き、
自分の家の2階が空いているから1部屋貸すことにしたと言い、
家賃として月に8000円を手渡しで支払ってもらっているとのこと。
茂樹さんがその女性の事で知っていることは「名前は吉川さん」
「生まれは北海道」「以前結婚していて子どもがいる」ということだけで、
めぐみさんはこの、身元のはっきりしない女性に部屋を貸していることは、不安でしかありませんでした。
不安は的中!口約束の契約で部屋を貸してしまった父に、このあと予想外の事態が!
(2018.06.26)